〜木下晃一さんの基本情報〜
名前:木下晃一(きのしたこういち)
役職:ネクスウェイブ株式会社 代表取締役(→
HP)
生年月日:1978年4月
〜インタビュー記事概要〜
インビュアー:株式会社マイビジョン 代表取締役CEO 玉田響
ネクスウェイブ株式会社の事業内容と木下さんの経歴
玉田:本日はよろしくお願いします!
木下さん:はい!よろしくお願いします!
玉田:早速なのですが、ネクスウェイブ株式会社さんの事業内容についてお聞きしてもいいですか?
木下さん:はい。弊社は福岡市内で不動産業をさせていただいています。
そして不動産業の中でも、「住むための不動産」よりは「誰かに貸して収益を得るための不動産」を多く取り扱っています。
玉田:ありがとうございます。ちなみに木下さんが不動産業界に入られるまでの経歴はどんなものだったのか教えていただけますか?
木下さん:私は23歳で初めて不動産業界に入りました。
そして最初に入った会社が、投資マンションの新築のデベロッパー(土地や街の開発事業者)で、その会社の営業として入社しました。
ですが、しばらく経ってもなかなか営業の結果が出ず、半年ほどで辞めてしまいました。
そして私は宅建(宅地建物取引士)の資格を持っていたので、営業から別の部署に移って、契約などの管理をしていました。
玉田:ありがとうございます。そこから今の会社を立ち上げるまでは、どのような道筋だったのですか?
木下さん:先程お話した会社には6、7年いました。
そしてこの会社を辞めた後、自分含めて4人で会社を立ち上げました。
そしてそこから5、6年ほど後に、ネクスウェイブ株式会社を立ち上げました。
玉田:そうなんですね。ちなみに会社を立ち上げた時の4人のメンバーとは、元はどのような関係だったのですか。
木下さん:一緒に会社を立ち上げた4人は、最初に入った会社の仲間でした。
ちなみに私以外は全員営業職でした(笑)
玉田:なるほど、そうだったんですね(笑)
木下さん:その3人が営業をやって、私がそれ以外の仕事をやるという感じでしたね。
玉田:ということは、その4人のメンバーの方も、いまネクスウェイブさんで一緒にお仕事をされているということですか?
木下さん:いえ、今他の3人はそれぞれ別々のことをやっています。
木下さんが起業しようと思ったきっかけ
玉田:続いてなんですが、木下さんが起業しようと思ったきっかけについて教えていただけますか?
木下さん:はい。今はもう変わっているのですが、1番最初に働いた会社が売上至上主義というか、売上を上げることだけに執着してたというか・・・。
言葉を選ばずに言ってしまえば、売り方がすごく汚かったんですよね。
売り上げを上げるためなら、相手を騙すことも厭わないようなやり方でした。
もちろん私は、そんなやり方に賛成ではありませんでした。
だからこそ私は、不動産投資で失敗する人を1人でも多く減らしたいという想いをもって、ネクスウェイブ株式会社を設立しました。
玉田:お話いただきありがとうございます。そのような想いがあって起業されたのですね。
確かに、僕もいろんな経営者の方と話していて、不動産投資業者の詐欺というか、”不動産投資関係は結構危ないところがあるから気をつけないといけない”みたいな話をよく聞きますね。
あと、これは言える範囲で大丈夫なのですが、具体的にどんな汚い方法が使われていたのですか?
木下さん:そうですね。例えばで言うと、家賃収入を本来よりも高い金額で提示したり、できもしない売却保証をつけたりなどしていました。
要はその投資物件を売るために、本来よりも良い物件に見せかけていたと言うことです。
玉田:なるほどですね。ちなみに、そのような手法で顧客を騙す業者さんは、現在もいるんですか?
木下さん:いますね。知り合いとかすぐ近くにはいないですけど、そういうことをやってる業者がいるという話は聞きます。
玉田:怖いですね・・・。
木下さん:そうなんです。これって結局、情報の不透明性が原因で起きる問題なんですよね。
家賃設定の方法などを始めとした、いろんな情報を公開してない業者は、決して少なくはないんです。
木下さんがサービスを提供する上で心掛けていること
玉田:続いてなのですが、木下さんがお仕事をされる上で、心がけておられることはどんなことですか?
木下さん:それこそ先ほど話題に上がっていたことに関連していますが、「情報の透明性を上げる」ことを心がけていますね。
弊社は独自のポータルサイトに、扱っている物件を掲載しています。
そしてそのサイトを通して興味を持ってくださったお客さんに、その投資物件を販売する形をとっています。
玉田:そのようなやり方をされてるんですね。つまり、できるだけオープンな環境を作ることで、不正が起きにくいような状況を作り出しているということなんですね。
木下さん:はい、そうですね。
Twitterから生まれた新たな出会い
玉田:現在ネクスウェイブさんでは、複数の社員さんがお仕事をされていると思うのですが、その方たちは何がきっかけで、ネクスウェイブさんの採用試験を受けに来られているんですか?
木下さん:最近は、Twitterの発信に興味を持って、うちを受けに来てくださる人、うちで働きたいと言ってくださる人が増えていますね。
というのも、この一年でネクスウェイブはいろいろ変わってきたんです。
玉田:具体的にどのようなところが変わったのですか?
木下さん:ネクスウェイブ株式会社は、創業して今年で8年目になるのですが、6年目の年までは売り上げが右型上がりにどんどん伸びていました。
ですがそこからしばらく、売り上げの横ばいが続いたんです。
この対策として、いろいろな施策や面白いことを色々試すようになったんです。
その中でビジョンマップの作成を行なったのですが、これがきっかけで「役員だけではなく、社員を含めたみんなで、会社の方針を考えていこう」ということに決まったんです。
ここから会社全体の意識が大きく変わりましたね。
玉田:具体的にどんなところが良くなったのですか?
木下さん:例えば売上の数字は、それまで大体8割ぐらいは役員で、それ以外の2割は残りの社員で作っていたのですが、現在は割合が逆転しています。
社員のみんなに強い主体性が生まれたことを実感しましたね。
そしてその一環として「Twitter発信」を行うようになり、全員で精力的に取り組んでいます。
その結果、Twitterの発信を見たのをきっかけに「ネクスウェイブで働きたい」と言ってくれる方が増えてきています。
玉田:積極的に変化していったことで、会社の業績もアップし、求職者の方にネクスウェイブさんの魅力がより伝わるようになったのですね!
確かに僕もよくネクスウェイブさんの社員さんのTwitterのアカウントを拝見させていただくのですが、とても楽しそうにいろんな方と関わられてますよね。
木下さん:ありがとうございます。
実は最近、簡単なTwitter手当みたいなものも始めたところだったのですが、社員のみんなは手当関係なく、積極的にTwitterに取り組んでくれている様子が見受けられるので、とても嬉しいです。
玉田:そうですよね!誰か1人がやっているのではなくて、社員一丸となって皆さんがやられてるというのが、とても素敵だなと思います!
Twitterを通して見えてきた”仲間の輝き”
玉田:その他に何か、Twitterを通して変わったことなどはあったりしますか?
木下さん:そうですね。ツイートする内容を考えるために、一緒に働いてくれている社員のみんなの人柄をよく見るようになりました。
なので私は、じっくり観察することで見えてきた社員ひとりひとりの良いところをツイートのタネにすることがよくあります。
玉田:なるほど。そうやってしっかり人柄を見てもらえるのは、社員の皆さんにとってすごく嬉しいことでしょうね!
すべては”自分事として”
玉田:ここまでのやりとりで、木下さんがとても素敵な方であることが、改めて分かりました。
そこでお聞きしたいのですが、木下さんがこれまで人生を歩まれてきた中で、「これは失敗だったなぁ」と思ったことはありますか?
木下さん:このインタビューの前半で、最初の会社で一緒だった3人と、会社を立ち上げた話をしましたよね。
会社立ち上げ当初は全員仲が良かったのですが、実は一緒に会社を立ち上げた3人の内1人とは、仲たがいをして別れてしまいました。
玉田:そうだったんですね。どうして仲たがいされてしまったんですか?
木下さん:そうですね、原因は、言ってしまえば、その1人が私含め他の3人を裏切るような行動をとったことでした。
その当時の私は、その一人の裏切りの行動を、ただただ咎めることしかできませんでした。
でも今は「あのような結果にならないように、もっと自分は相手に何か働きかけができたんじゃないか」と考えるんですよね。
もっと自分事として考えることができたんじゃないかって・・・。
玉田:なるほど、そこに対して後悔の気持ちを持たれているんですね。
木下さん:何か悪いことが起こった時に、「これは相手だけが悪い」と理解し、自分事として考えることをやめた時点で、それ以上状況を良くすることはできないですからね。
自分事で考えるのは、今でもとても大切にしています。
玉田:なるほど、とっても素敵な心掛けですね。
ネクスウェイブ株式会社の求める人物像
玉田:最後になるんですが、このインタビュー記事は恐らく多くの方に読んでいただくことになると思います。
そしてその中には、現在お仕事探し真っ最中の方もいるかもしれません。
そんな方に向けて、ネクスウェイブ株式会社で働くことの魅力を伝えていただけませんか?
木下さん:ありがとうございます。ネクスウェイブは今年で、創業8年目を迎えますが、良くも悪くもまだまだ駆け出しの段階だと、私は思っています。
ですので今ネクスウェイブにいる私たちも、手探りで様々なことに挑戦している段階です。
だからこそ、ネクスウェイブで働くことで、新しいものを作り出し、形にしていく経験が出来ると思っています。
それがネクスウェイブで働くことの魅力の一つだと思いますね。
玉田:ありがとうございます。ちなみに木下さんは、どんな方にネクスウェイブで働いていただきたいと考えていますか?
木下さん:いろんなことを自分事として捉え、積極的に挑戦できる方と一緒にお仕事させていただけたらいいなと思います。
そのような方であれば、中途でも新卒でも未経験の方でも、誰でも大歓迎ですよ!
〜完〜
いかがでしたでしょうか?
木下さんは様々な過去の経験から、”あらゆることを自分事として考え、向き合っていくこと”を重要視されていることがわかりましたね。
この記事をきっかけに、ネクスウェイブ株式会社や木下さんに、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
役職:ネクスウェイブ株式会社 代表取締役(→
HP)