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経営者インタビュー⑧ Next HUB株式会社 代表取締役 楢原洋平さん



〜楢原洋平さんの基本情報〜
名前:楢原洋平(ならはらようへい)
役職:Next HUB 株式会社 代表取締役 (→HP
生年月日:1978年11月11日
各種SNSなど:twitter(X)
〜インタビュー記事概要〜
インタビュアー:株式会社マイビジョン 代表取締役CEO 玉田響

Next HUB 株式会社の事業内容~積み重ねられた市場分析~

玉田:本日はよろしくお願いいたします!

楢原さん:はい、よろしくお願いいたします!

玉田:まずは、Next HUB 株式会社さんの事業内容について、改めてご説明いただいてもよろしいでしょうか?

楢原さん:はい、Next HUB 株式会社で主にやらせていただいてるのは、中小企業向けの研修です。

この企業研修は、基本的には会社に入られたばかりの方に対して、それぞれ個別のカリキュラムを組んで提供しています。

玉田:ご説明ありがとうございます!

ちなみに、なぜ企業研修を業務内容にされたのですか?

楢原さん:僕がNext HUB 株式会社を創業する前にやっていた仕事は、いわゆるコンサル営業でした。

そして前職をやめ、独立してからすぐに「どの分野のコンサルに需要があるか」を見極めるため、必死に市場分析を行ったんです。

その分析の結果、中小企業に対する研修にニーズが多いことが分かったので、この領域で創業しました。

個性を尊重し、才能を開花させる手助けを~余命宣告で見えてきた会社の目標~

玉田:なるほど、そのような経緯で事業内容が決まったんですね。

ちなみにそれ以外にも、中小企業向けの研修を事業内容として選ばれた理由はありますか?

楢原さん:そうですね、これは創業を開始してから、数年後に明確になったのですが、「”間違った教育を受けてきた人たちの能力開発に携わるこの仕事”をもっと広め、教育を変えていきたい」という想いもあり、企業研修を仕事にしています。

このような想いを持つようになったきっかけは、会社を創業してから5年目の時に受けた「がん」での余命宣告でした。

お医者さんに言われたんです、「もう数年しか生きられないですよ」って。

こうして余命宣告を受けた時に、僕自身”死生観”についてとても考えさせられたんですよね。

「もし今のまま自分が死んでしまえば、この世に楢原洋平という存在はいなかったことになるな」

「まだ自分は、社会にも家族にも何も残せていないな」

強くそう思いました。

玉田:なるほど、そのようなことがあったんですね。

楢原さん:家族に関しては、もちろん金銭的なものだけではなくて、”教育”とか”親として伝えるべきこと”とか、そんなものも含めて、残したいものがまだまだあったんです。

そこで僕は「もし自分があと2年しか生きられないのであれば、何がしたいのか」を考えました。

その時に、”自分が幼い頃から義務教育の教え方に強い疑問を抱いてきたこと”を思い出したんですよね。

義務教育って、暗記とか、いわゆる詰込み教育が中心だと思うのですが、「そんなことして将来なんの役に立つんだ」って、ずっと疑問に思っていたんです。

この思考と、事業内容である企業研修が結びついて、僕が成し遂げるべき使命がやっと見えてきました。

それが「親や国に敷かれたレールに乗り、個性や特性を否定されてきた人たちの才能を開花させる手伝いをしたい」というものでした。

玉田:幼いころからの疑問と事業内容が結びついて、そのような想いに繋がっていったんですね。



個人の成長は社会の成長~それぞれの社員に合った働き方の追求~

玉田:続いて、御社は「個人が幸せになることで、社会の成長に繋げていく」というビジョンを掲げられていると思います。

この内容から、お客様だけでなく、一緒に働かれている社員さんの幸せも、とても大切にされているんだなと感じました。

〜Next HUB 株式会社のビジョン〜

個人が幸せになることで、社会の成長に繋げていく

自分が幸せじゃないのに他者を幸せにできると思いますか?
私たちはまず、個人が幸せになることで
その幸せを広げていけると考えています。
一人一人が幸せになり、仕事も楽しめるようになることで
社会全体も成長する、そんな世の中を目指しています。


そこで、社員さんの幸福度を挙げるために、なにか会社内でされていることがあれば教えてください。

楢原さん:基本的には、”残業しない”という社風を作っていたり、産業医の先生をつけて、メンタルヘルスを良好に保てるような環境を整備したりしています。

一方で僕としては、「残業は必ずしも悪ではない」と考えています。

なぜなら働く人の中には、若いうちにたくさん仕事をして、経験を積みたいと思っている人もたくさんいるからです。

玉田:確かにそうですね。

楢原さん:なので、何をするか明確にした上であれば、残業したい人はすればいいと思います。

あとは働き方の部分で言うと、社員一人一人の先天的な個性”と”後天的に身についたキャリア”の両方をしっかり見たうえで「向いている仕事しかさせない」というのも大切にしています。

そのために、社員それぞれが自分の得意な領域を探し出せるような仕組みを導入しています。

玉田:なるほど、幸福度追求のために、それぞれの社員さんに合った働き方を追求されているということですね。

社内に独自通貨?!~ありがとうが溢れる仕事環境~

楢原さん:あとは、社員の幸福度充実の観点で言うと、普段の社内コミュニケーションで「ありがとう」をしっかり伝えるように呼び掛けています。

例えば、フロントに立って仕事をしているメンバーは、お客様と顔を合わせる機会が多いので、ありがとうの言葉を受けとる頻度も多いと思うんです。

ですが、内部の仕事をしているメンバーは、なかなかお客様からありがとうの言葉を受け取ることってないんですよね。

だからこそ、社内コミュニケーションでありがとうを伝え合うことで、社員がより幸せな気持ちで仕事に取り組めると思っています。

実は、ありがとうを広める具体的な施策の1つとして、社内で独自通貨を発行しています。

玉田:えぇ!独自通貨ですか?

楢原さん:はい、「ありがとう」という言葉を使うたびに、社内で設定している独自のコイン(通貨)が貰えて、それが貯まると美容室・整体・エステなどが無料で受けられるんです。

これらの受けられるサービスは、基本的に弊社のお客様が提供してくださるサービスになってます。

また、その「ありがとう」で貯まったポイントが、本当の貨幣価値を持たないようにする工夫も行っています。

玉田:なるほど、すごく面白い仕組みですね!

どうしてそのようなユーモアに溢れた仕組みにたどりついたのですか?

楢原さん:そうですね、今って働き方がものすごく多様になってきていると思うのですが、僕としてはゲーム性というか、楽しみながら働くにはどうすればよいかと考えた結果、この仕組みが生まれましたね。

今からもう4年間ほど前には導入していました。

玉田:楢原さんなりに様々な工夫を凝らして、社員さんの幸福度充実に努められているのですね!



インサイドアウトの思考~顧客を幸せにするならまず自分から~

玉田:幸福度を上げるために、楢原さんはとてもたくさんのことに取り組まれているんですね。

楢原さん:そうですね。あとは幸福度の話で言うと、は「日本を幸福度の高い国にしたい」という大きなビジョンを持っています。

そのビジョンを達成するために、まずは”自社の社員が幸せであること”、そしてそのもっと手前に、”僕の家族が幸せであること”を大切にしています。

世の中には、幸せについて語っていても、自分の家庭は崩壊してしまっている経営者が一定数いると思うのですが、僕は絶対そうはなりたくないんですよね。

インサイド・アウトの考え方ってあるじゃないですか?

「まずは自分が幸せになって、その幸せを周りに広げていく」

僕はこれが物事の本質的な考え方だと思っています。

なので僕は、自分→自分の家族→社員→社会の順で幸せにすることを意識しています。

~インサイド・アウト(アプローチ)とは~

スティーブン.R.コヴィー博士の大ベストセラー『7つの習慣』の中で、中核となる考え方として書かれている言葉です。インサイド・アウトの考え方を身に付けることで、
周囲の人間関係が良くなり、人生にも大きなプラスの影響が生まれます。

引用元:©HRドクター by JAIC All right reserved.(https://www.hr-doctor.com/news/management/engagement/manager_training_change_extrapunitive_to_self_condemnation)


引用元:© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates(https://amzn.to/3KRTHvI)

「人に関することなら”Next HUB”!」~楢原さんが目指す会社の将来像~

玉田:楢原さんの中で、会社として「○○までにはこうなっておきたい!」という中期ビジョンのようなものはあったりしますか?

楢原さん「人に関することなら”Next HUB”!」と言われるようになるのが、中期的なビジョンですね。

玉田:なるほどですね。そのような中期的ビジョンを達成するために、これからも採用などをされていくわけですね・・・。

ちなみに以前、SNS経由での応募が多いという話をお聞きしたのですが、どうしてSNS経由の応募が多くなっているんですか?

楢原さん:なんででしょうかね(笑)

玉田:なるほど、楢原さん自身もはっきりとはわかっておられないのですね(笑)

楢原さん:ん~、僕は「こういう会社にしたい!」という心の底からの想いをただ発信しただけなんですけどね。

玉田:そうなんですね。

楢原さん:いわゆる、Next HUBの価値観的なものですよね。それを素直に発信したのが良かったんじゃないかなと思います。

玉田:ということは、楢原さんや御社の想いに共感された方が、応募してくださっているのかもしれませんね。

でも、想いに共感してくれた人がたくさん応募してきてくれるって、採用における理想型だなって思います。

そんな想いが詰まった発信ができるのも、楢原さんの中に強い軸があるからなんでしょうね。



とにかく何でもやること!~楢原さん流の軸見つけ術~

楢原さん:まぁ、軸って人それぞれですよね。

人によっては軸が変化していく場合もありますし、僕みたいに軸が一貫してる人もいますし。

本当に人それぞれで、どちらが良いとか悪いとかはないと思ってます。

玉田:そうですよね。ちなみに僕も、自分の中で大切にしている判断軸や価値観は一応持っています。

でも、若い方の中には、なかなかそれらを見いだせない人もたくさんいると思うんですよね。

そこでなんですが、楢原さん流の「軸を見つけるためにはこんなことをやったらいいよ」みたいな、アドバイスなどあれば聞かせていただきたいです!

楢原さん:なるほど、一番は「何でもやる」ってことじゃないですかね。

なぜかというと、人って経験からしかフィードバックを学べないんです。

本に書いてあることって、知識にはなるけど知恵にはならないと思うんですよ。

玉田:なるほど、深いですね・・・。

楢原さん:なので、例えば本を読んで感銘を受けた部分があるならば、それを実際にやってみるんです。

そして行動してみた結果、社会から否定されることもあれば、喜ばれることもあると思います。

これを繰り返していくと、どんなことが感謝されて、どんなことが否定されるかっていうのが、肌感で分かってくるんですよね。

なのでとにかく、やりたいことはやってみて、自分の価値観の芯になっている部分が何かを見つけ出すっていうのがいいんじゃないですかね。

あとは、なかなか機会を得ることは難しいのですが、なんで自分が生きてるのかとか、死生観について考えることも大切だと思います。

当事者意識の醸成法~押し付けない企業理念~

玉田:経営者の方々からよく聞く悩みとして、「企業理念を社員の方に浸透させるにあたって、社員さんの意識を傍観者から当事者に変えるのが難しい」というものがあります。

この問題に関して、楢原さんはどのような工夫を行っておられますか?

楢原さん:そうですね、まずは入社後の徹底した研修の中で、企業理念などについてしっかりと理解してもらえるよう努めています。

ですが大前提として、僕たちの掲げる企業理念などは会社で決められたルールではあるんですが、普段の生活やライフスタイルに密接に関わることしかルール決めされていません。

だからこそ、他人ごとになりようがないんですよね。

例えば、僕たちの経営理念は「共存共栄」なのですが、お客さんが繁栄していないのに、自分たちだけ利益を得るという状況は、あってはならないですよね。

他には、自分たちが心の底から良いと思えていないサービスをお客さんに売ることも、当然あり得ないですよね。

僕たちは、そういった当たり前に大切なことを教えていくことに、重点を置いているんです。

玉田:なるほどですね。

楢原さん:ほとんどの会社の企業理念って、「私たちの会社ではこうあるべきだ」っていうポジショントークになりがちだと思うんです。

だからこそ、企業理念が押し付けになってしまうことが多いと考えています。

そうなるとなかなか社員に、当事者意識は生まれません。

ようは、もともと自分ごとのことについて、それがなぜ大事なのかを教育することによって、当事者意識を醸成しているんです。



楢原さんが人生の転換期で出会った1冊~思考は現実化する~

玉田:続いてなのですが、楢原さんがこれまで読んできた本の中で、”これは人生観が変わった!”みたいなものがあれば教えていただきたいです!

楢原さん:そうですね、人生が変わったとまではいきませんが、人生の転換期で読んでいた本ならあります。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」ですね。


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この中で、実は僕がもの凄く好きなストーリーがあるんです。

玉田:どんなお話なんですか?

楢原さん:玉田さん、ウォルトディズニーさんのことはご存じだと思うのですが、彼はディズニーワールドが完成する前に亡くなってしまったんですよね。

玉田:へぇ!そうだったんですか!

楢原さん:はい、それでディズニーワールドが完成した時に、記者がウォルトディズニーの兄弟に言ったんです。

「お兄さんは完成したディズニーワールドを見られなくて残念ですね」と。

そしたらウォルトディズニーの兄弟は次のように答えたんです。

「いえ、彼が頭の中でこの景色を鮮明に描いたから、こうしてディズニーワールドが完成したんですよ」って。

ようは物事は、人間の頭の中でまず作られて、いろんなプロセスを経て現実になるってことなんですよね。

これが「思考は現実化する」という言葉の意味なんです。

夢とか目標は、実現したいという想いが強ければ強いほど、叶う確率が高くなるんです。

玉田:ありがとうございます。とても面白い話ですね!

誰よりも最初に、ディズニーワールドの完成形を見ていたのは、実はウォルトディズニーさんだったんですね!

こんな人と働きたい~Next HUB 株式会社が求める人物像~

玉田:最後になるんですが、このインタビュー記事は恐らく多くの方に読んでいただくことになると思います。

そしてその中には、御社でお仕事をしたいと考えていらっしゃる方もいると思います。

そこで、楢原さんは実際にどんな方と一緒にお仕事をしたいと考えておられるか、教えていただけますか?

楢原さん:そうですね、一番大事にしてるのは、「誰かのために頑張れる素質を持っているかどうか」ですね。

たまに、”人に興味がない”っていう人がいると思うんですけど、そういう人は基本的に採用しません。

あとは、親孝行する気が全くない人も同じですね。

なぜならば、自分を生んでくれた親に感謝出来ない人が、他の誰かを幸せにすることはできないと考えているからです。

これはインタビューの前半にお話しした幸福度のことにも関連しますが、やっぱり自分に近い身内を大切にできないと、周りの人を幸せにするのは難しいと思います。

まとめるならば、「人想いであること」「親との関係が良好であること」、あとは「自分は運がいいと思えること」の3つの条件をクリアした人と一緒に仕事をしたいですね。

玉田:ありがとうございます!企業理念やビジョンに基づいて、他社貢献できることをとても大切にされているんですね。


いかがでしたでしょうか?

「経営者インタビュー⑧ Next HUB株式会社 代表取締役 楢原洋平さん」の内容は以上です。

この記事をきっかけに、Next HUB株式会社、そして楢原さんに少しでも興味を持っていただけると、とっても嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

〜楢原洋平さんの基本情報〜
名前:楢原洋平(ならはらようへい)
役職:Next HUB 株式会社 代表取締役 (→HP
生年月日:1978年11月11日
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