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MANAGEMANT INTERVIEW

経営者インタビュー

MANAGEMANT INTERVIEW 経営者インタビュー

経営者インタビュー⑨ 株式会社エグゼクティブ 代表取締役 内山隆さん



〜内山隆さんの基本情報〜
名前:内山隆(うちやまたかし)
役職:株式会社エグゼクティブ 代表取締役 (→HP
生年月日:1973年11月19日
各種SNSなど:twitter(X)

〜インタビュー記事概要〜
インタビュアー:株式会社マイビジョン 代表取締役CEO 玉田響


もう楽しくて仕方ない!~2回目だからこそ分かった学びの魅力~

玉田:本日はよろしくお願いします!

内山さん:はい!よろしくお願いします!

玉田:まずは、簡単にでかまいませんので、現在に至るまでの経歴について教えていただけますか?

内山さん:はい!まず私は高校3年生まで、地元である山梨県甲府市に住んでいました。

そして大学進学をきっかけに、埼玉県川越市の的場で4年間過ごしました。

埼玉だと”上京”ではなくて、”上埼”っていうんですかね(笑)

玉田:確かに、そうなりますね(笑)

内山さん:そして大学卒業後は、東京の超ど真ん中にある銀座の会社にお勤めすることになりました。

そこで約4年半の間、システム開発のお仕事をさせていただきました。

その後、起業する方法を学ぶために、実はもう一度学校に通うことになりまして・・・。

玉田:え、そうだったんですか?!

内山さん:はい!通い始めたのは、経産省管轄の「中小企業大学校」でした。

玉田:そうだったんですね。

中小企業大学校に通っていらっしゃった時は、どんな生活を送っておられたんですか?

内山さん:この中小企業大学校というのは、「中小企業診断士」の資格を取ることを目的とした学校です。

それでこの「中小企業診断士」という資格は、とても広い分野を勉強しなければいけません。

法律、建設から小売まで、本当に広い分野の知識が必要ですから、朝から晩までず~っと勉強です!

玉田:なるほど、すごく大変ですね・・・。

内山さん:それがですね・・・、超楽しかった!!

一度社会に出た後というのもあって、「勉強って超楽しいじゃん!」ってウキウキでやってましたよ(笑)

当時は今と違って、とにかく情報が少なかったんです。

ネットで「起業の方法」なんて調べても出てきませんでしたから。

だから学校に勉強しに行くしかなかったんですよね!

玉田:なるほど、自分のやりたいことを実現するために通っているというワクワクも大きかったんでしょうね!


おたく・・・何者?~当時は未開の営業代行~

玉田:それで結局、中小企業診断士の資格は取得できたんですか?

内山さん:はい!しっかりと取得できましたよ!

あとは起業も在学中にしましたね!

玉田:そうなんですね!

ちなみに在学中に起業されたということなんですが、内山さんが会社の事業内容を、今の「営業代行」に決められたのはなぜだったんですか?


株式会社エグゼクティブの事業内容(HPより抜粋)

営業代行/営業支援/インサイドセールス/カスタマーサクセスは【株式会社エグゼクティブ】へ。
豊富なノウハウを駆使し、成功報酬型の料金体系で御社を支援致します!

引用元:©2023 株式会社エグゼクティブ

詳しくはこちらをご覧ください!


内山さん:実は中小企業大学校の授業の中には、ご丁寧にビジネスプランを考える授業がありました。

そこでいろいろなことを学んだ結果、前職の経験を生かして、システム会社の営業支援会社をやることに決めました!

玉田:なるほどなるほど、では起業した当時から「営業代行」をやろうって決めてたわけなんですね!

内山さん:はい、なんですけど、当時は「営業代行」っていう言葉がまだありませんでした。

ですから、「システム会社専門の営業支援をする会社」みたいな感じでやっていましたね!

玉田:具体的に企業当時は、どのようなサービスを提供されていたんですか?

内山さん:自社の商品をテレアポ、飛び込み、商談とかで売ってくるのが、営業マンの仕事ですよね。

これを自社の商品ではなくて、契約会社さんの商品でやるって感じでしたね!

そんなことをやってる人、当時は居ても極少数だったでしょうから、営業された側は意味が分からなかったと思いますよ(笑)

顧客となりうる会社を訪問して、「システム会社専門の営業を支援する会社です!」って営業をして回ってました。

玉田:ちなみに、一番最初にご契約いただいた会社さんとかって、どんな感じだったか覚えていますか?

内山さん:東京の秋葉原にあるシステム会社さんでしたね!

恐らく営業して2,3社目だったと思います。

玉田:すごいですね!当時は未開のサービスだったのに、どうしてそんなに早く契約できたんですか?

内山さん:当時から、システム会社専門の営業を支援するというサービスには需要がありましたし、私もそれを知って営業してましたからね。

中小のシステム会社って、大体社長がプログラマーなんです。

つまり、もともと営業と遠いところにいるので、せっかく営業を雇っても、教え方が分からずやめさせちゃうんですよね。

だから当時は、「よく分からない人だな・・・」とは思われつつも、凄く重宝していただいたのだと思います。

玉田:なるほどですね!

当時はまだ開拓されていない領域に、勇気を持って踏み込んで、しっかりと結果を出されてることがとてもすごいなと思います!


一度決めたらやるしかない!~リモートを追求した数年間~

玉田:ちなみに、会社を創業されてからの数年間、売り上げの伸びなどは順調だったのですか?

内山さん:それがですね、人材採用も売り上げも、かなり順調にいってたんですよ。

本来なら、最初は挫折経験の1つや2つあったほうがいいと思うんですが(笑)

玉田:確かにそうかもしれませんね(笑)

ちなみにそんな内山さんにとって、起業されてからの一番の困難というか、失敗談とかがあれば聞いてみたいです!

内山さん:そうですね、やはり時代が進むにつれて、同業他社が少しづつ現れ始めました。

ですが「自分たちの方が絶対良いサービスを提供できる!」っていう自信を持っていたので、そこはなんとか乗り切れたという感じですかね。

そして最近のことで言えば、コロナによるオフィスワークからテレワークへの移行が、社員のモチベーション低下につながってしまったというのはありましたね。

やはりオフィスっていうのは、素晴らしい機能を持っていて、自分で目標が立てられなかったとしても、多少落ち込んだとしても、みんなで助け合うことができるんですよね。

オフィスワークは、日本人によく見られる「全員で一緒に進んでいく」という価値観にぴったりな環境です!

それがいきなりテレワークで散り散りになってしまえば、パフォーマンスが下がってしまう人はたくさんいるわけです。

これは私個人の意見ではありますが、テレワークは確実に生産性を下げます。

玉田:なるほどですね。

ちなみに現在内山さんの会社は、テレワークでやられていると思うのですが、オフィスワークに戻そうとはしなかったのですか?

内山さん:普通そう思いますよね!

ですが私は2020年に「今後は一生テレワークでやる!出勤の義務はなし!」という風に決めてしまったんですよね。

その時に本社の椅子も机も全部捨てちゃいました。

そして一度決めてしまったなら、そこにどんな未来が待ち受けようとも、やるしかないわけですよ。

「やると決めたなら、この世界の中で新しい仕組みを構築するしかないじゃないか」

そのように私は考えました。

玉田:なるほど、その思考の切り替えがとてもすごいなと思います!

内山さん:だからこそ、テレワークに変わってから現在まで、その仕組みに関してはとにかく研究を重ねました。

どんなやり方がテレワークでの生産性を上げるかとか、どんな人がテレワークに向いているのか、逆に向いていないのかとか・・・。

恐らくテレワークの仕組みについては、どこよりも進んでいる自信がありますよ!

玉田:なるほど、であれば一点お聞きしたいことがあるのですが、テレワークでの社員さんの仕事の管理は、どのようにやっておられるんですか?

内山さんもう「管理しよう」って考え方から変えないといけないですね!

「自ら歩め!」って感じです。これができない人はそもそも、テレワークが向いていないという風に見るべきかなと思います。

玉田:なるほど、そこは人材の見極めが重要になってきそうですね。



シンクロ率100%の人材を!~こだわり抜かれた採用基準~

玉田:ちなみに今は、新たな社員さんを募集されていたりするんですか?

内山さん:そうですね、基本的にいつでも募集はしていますよ!

でもうちの会社は、なかなか入りにくい会社でございまして、多分100人に1人も入れないんじゃないかなと思います。

玉田:なるほど、そうなんですか!

内山さん:というのも、常に募集はしていますが、相性と感性がぴったりなシンクロ率100%の人しか入れないようになってるんです!

玉田:なるほど、採用の基準にはかなりこだわられているんですね。

それで言うと、僕の勝手なイメージなんですが、営業代行、テレアポの会社って、採用人数も多いけど離職する人も多いのかなと。

つまり御社が採用する人材にこだわれるのは、極端に離職率が低いからなのかなと思ったのですが、どうなんですか?

内山さん:そうですね、正直うちの会社の場合は、「人が辞めたから新しい人を採用する」とか「人が辞めていないから採用しない」という考え方ではないんです。

とにかくうちの会社とシンクロ率100%の人を採用するというのがベースです。

なので、例え社員の人数が大きく減ってしまったとしても、「たまたま今は、うちの会社とシンクロ率100%の人が減ってるんだな」って、そう思うだけです!

逆に増えた時も同じ考え方をしますね!

玉田:なるほど、そのような捉え方をされてるんですね。

内山さん:例えば社会人経験のブランクとか、営業の経験とか、そんなのは1ミリもこだわっていないですからね。

ただひたすらうちの会社とシンクロしてくれさえすればいいっていう感じですね!


相手の心が明るくなる自分に!〜内山さんの営業職人としての心構え〜

玉田:インタビューをさせていただく中で、僕は改めて「内山さんは明るくて好感が持てるお人柄の方だな」と思いました!

内山さんは昔から、今のようなお人柄だったのですか?

内山さん:そうですね、私は営業職人として働き始めた20代のころから「自分に会ってくれた人の心が、少しでも明るくなるようにする」というのをずっと目指してきています。

なので、表情・顔の作り方や、声のかけ方も、相手の心を明るくできるものでなくてはならないと考えています。

あとは、お話を聞きながら、お客様の課題を少しずつ解決していって、お客様に「曇り空に一筋の光が差すような感覚」を持っていただくことができたと感じた時には、「よし!営業職人としてやってやったぞ!」という気持ちになりますね!

玉田:なるほど、そんな想いを持っていらっしゃったんですね!

Twitterで初めて内山さんを知ったときは、正直少し身構えてしまったこともあったんですが、実際はとても明るくて素敵な方でした!(笑)

内山さん:そうなんですよね!

営業代行の社長ってだけで、「いったいどんな人が出て来るんだろうか・・・。」って、いろんなタイプの誤解をされてきましたよ(笑)

良いモノが売れる世界に!~経営理念に込められた真意~


玉田:続いてなのですが、御社のミッション、ビジョン、バリューのことについて、そこに込められた想いをお聞きしてもいいですか?

内山さん:お!そういうの得意ですよ(笑)

玉田:ありがとうございます(笑)

内山さん:ミッションっていうのは、”社会に対して何を実現するか”というようなことだと思うんですけど、これは「良いモノが売れる世界に」です。

これはもう、ずっと変わらないミッションです。

一応補足をしますと、世の中には本当に良いプロダクト(商品)やサービスを創ることに全身全霊を掛けている人たちが沢山います。

そして僕は、そうやって良いモノを作ることに全身全霊を掛けている人たちが本当に大好きなんです。

心の底から尊敬してやまないんです。

でもそういう方たちって、良いモノを作ることに全力になっているので、そのモノをどう売るかというところにエネルギーが注ぎづらいんですよね。

玉田:なるほどですね。

内山さん:”商品を売る部分に関しては私たちがやるので、良いモノを作ろうとする方たちは良いモノを作ることだけに全力を注いでほしい

そんな想いから生まれたのが、この株式会社エグゼクティブなんです。

だから、良いモノが売れる世界になったら、僕はとても嬉しいなと思います。

玉田:内山さんの根底には、全力で社会を良くしようとしてくれている人達のリスペクトがあるんですね。



ここもポイントは100%!~内山さんが考えるエグゼクティブライフ~

内山さん:次、ビジョンいっちゃいましょうか!

玉田:はい!お願いします!

内山さん:そもそもビジョンというのは、”どういう会社でありたいか”っていうのを従業員に向けて示したものだと思います。

そして我々のビジョンは”エグゼクティブライフ”です。

補足すると、例え効率が悪くても、コストがかかっても、会社とは全く関係なかったとしても、社員のエグゼクティブライフを100%全力で応援するということです。

ここでいうエグゼクティブライフとは「自由に働き、自由に生きること」を指します。

玉田:なるほどですね。

内山さん:そう、だから「100%応援する」と決めている以上、社員が新しい夢を持って突然会社を辞めちゃうかもしれないし、会社にとってはお金の面でも時間の面でも非効率になるようなことが沢山起きるかもしれない。

でも僕には1つ、心の底から信じていることがあるんです。

それは、社員のエグゼクティブライフを応援することによって、応援された社員は次に、その想いを100%お客様に向けることができるということです。

「自分が100%応援してもらったなら、自分もお客さんのことを100%応援しなきゃ」

そういう風に思ってくれるのではないかなと考えています。

玉田:なるほどですね。

お客様を幸せにするには、まず自社の社員から幸せにするみたいな部分もあるんですかね。

内山さん:もちろんそれもありますが、何よりのポイントは”100%”です。

例えば従業員が30人いて、うち15人が何か夢を見つけて会社を辞めるとなれば、会社としては困るわけですよ。

でもそこで「もうちょっと待って・・・。」なんて言ってたら、100%じゃないですよね。

そうなったなら、その15人全員の社員の背中を全力で押すんです。

これはものすごく大変なことではあるんですけど、うちの社員がお客様のことがとても大好きで、100%全力で応援できてるのは、このビジョンのおかげだと思います。

玉田:内山さんの想いが詰まったとても素敵なビジョンですね!



内山さんの好きな本!〜思わず憧れる文才の持ち主〜

玉田:これは最後の質問になるのですが、内山さんがこれまで読んできた本や漫画の中で、自分を成長させてくれたみたいな観点から印象に残っている本などはありますか?

内山さん:そうですね。いつも頭に浮かぶ印象的な本の著者は、宮沢賢治さんや芥川龍之介さんですね。

私はあの方たちの書く文章をこよなく愛していて、文章の表現で人の心を動かせるっていうのが、本当にすごいなって思いますね!

玉田:確かに、素晴らしいおふたりですよね。

その中でも特に”この1冊!”みたいなのってありますか?

内山さん:そうですね。これは定番中の定番ではありますけど、「蜘蛛の糸」ですかね。



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先程も申し上げた通り、まずは芥川龍之介さんの書く文章がとにかく素敵だと思います。

そして蜘蛛の糸は、罪人が生前に一匹の蜘蛛を助け、それをたまたまお釈迦様だけが見ていてくださったことが始まりです。

良い行いというのは、きっと誰かが見ていてくれるんだなと思わされました。

その一方で、「どれだけ順調に進んでいても、少しでも利己を出してしまえば、すべてが崩れ去ってしまう」というのも、蜘蛛の糸から学べる教訓だと思います。

だからこそ私は、普段の生活で蜘蛛を目にすると、助けてあげられるなら助けてあげようという気持ちになりますね。

あとは漫画で言えば、「北斗の拳」「ブラックジャック」「ナニワ金融道」「美味しんぼ」だったりですかね。



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この辺りは、私たちのミッションやビジョンを形作ってくれた作品かもしれませんね。


いかがでしたでしょうか?

これにて「経営者インタビュー⑨ 株式会社エグゼクティブ 代表取締役 内山隆さん」の内容は以上となります。

このインタビュー記事をきっかけにして、株式会社エグゼクティブや内山隆さんに、少しでも興味を持っていただけたなら、とっても嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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